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お世話をする、お世話になる

みなさん、時間と都合をやりくりして、お口の健康のために受診してくださいます。

昨日、冠が取れてしまい来院された患者さん。
「何回くらいかかりますか?」

「幸い、今回は根の治療はいらないから、土台と仮歯・型取り・冠をいれるの3回が目安ですね。」

「そう、それくらいなら。もう忙しくて忙しくて・・・」

年齢からして、お孫さんのお世話とか、習い事やサークルかな?と思っておききしたら、介護だそうです。
それも、同居の方ではなくて近くのご親類の。

「どうか、ご自分の健康も大切にしてくださいね。」
「歯の治療は治療間隔があいても大丈夫なように進めますから。」

午前中の仕事が終わってから急いで来てくれたママさん。
「〇時までに幼稚園にお迎えに行かなくちゃならないんです。」
「では今日はここまでにして、次回、くわしいお話をしますね。」

自分の時間を自分のために使えない方が大勢います。

逆に、高齢の一人暮らしで、受診してくださるには近くの親類の方に送迎してもらうという方も。
送迎の方のご都合も考えて、診療計画をたてなくては。

誰かのお世話をして、誰かのお世話になるんですね。


先週、護摩堂山あじさい園にて。

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