2週間に1回、午前中の診療を早めに切り上げて、
スタッフと勉強会をしています。
私は歯周治療が専門なので、スタッフにもとくに歯周治療の専門知識、技術を高めてほしいと思っています。
歯周病に限らずですが、すべての病気の治療に先立って、
もっとも大切なのが「診断」。
これが違っていると治療そのものが適切でないものになってしまいます。
「診断」をするためにはその材料が必要。
だがら「検査」が大切になります。
歯周病の診断と治療のためには
① 歯周組織検査といって歯周ポケットの深さなどを測るお口の中の検査
② エックス線写真で歯を支えている骨の状態をみる検査
③ お口の中の写真を撮影して、歯ぐきの腫れ、赤み、プラークや歯石の状態、歯並びなどをみる検査
この3つが必要です。
先週の院内勉強会では、この3つの検査資料をきちんと整理する技術を確認しました。
デジタル化が進んでいるとはいえ、整理して患者さんにもわかりやすい形にして提示できるようにすることが大切。
良い器材は、使いこなしてこそですね。
勉強熱心なスタッフに恵まれて幸せです。